こんにちは、みたらしゴローです。昨日に引き続き、アンダーライブ2日目。今日は午後から外出仕事があったため、早めに幕張へ移動。コーヒーを飲みながら残りの仕事を片付け、会場へ向かいます。
今日の席はスタンド席。しかも通路前で、トロッコを見るには最高のポジションです。開演前、モニターにはシングルや配信、ライブBDなどの宣伝が流れています。それでは、ライブの様子です。
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ライブレポート
影ナレは佐藤楓と松尾美佑。佐藤楓の怪しいイントネーションと、松尾美佑のチルい雰囲気が絶妙にマッチしています。注意事項のアナウンスに続き、「皆さん、喉の調子は私たちに負けてないですよね!?」「今日も楽しく遊びましょう!」と会場を盛り上げます。
しばらくするとOvertureが流れ、白の衣装に黒のリボンベルト、ロングブーツを合わせたメンバーが登場。冨里奈央が「37枚目アンダーライブ、イクゾー!」と気合いを入れ、「それまでの猶予」で開幕。落ちサビでは、スカートを掴んで振りながらステップバックする振り付けが可愛らしく、視線を引きつけます。
続いて「Hard to say」、「Wildness World」と畳みかけ、間奏ではショートダンストラックから柴田柚菜がスタンドマイクをセット。ソロパートからのリフレインが心に響きます。
インタールードを挟み、序盤の山場「制服のマネキン」へ。シザーズの振り付けが可愛らしく、今日は特に可愛さの感受性が高まっているのを感じます。
盛り上がったところで最初のMC。冨里奈央が挨拶すると、菅原咲月が「始まりました!奈央初めての座長で2日目ですが、どうですか?」と尋ねます。冨里奈央は「今日は昨日よりレベルアップしました、目を離さないでください」と意気込みを語ります。
そして、今回はフロント3人が千葉出身という凱旋ライブ。さらに松尾美佑も千葉出身で、客席に「千葉の人?」と問いかけると、お決まりのようにほぼ全員が「は〜い!」と反応。「ほんとならすごいね。今回は楽しくて、後輩にも心を開いてるから。人見知りしなくなるのに3年かかるってラジオで言ったことあるけど、後輩は本当に加入して3年!」と感慨深げに語ります。
次に当てられた佐藤楓は、「私、愛知だけど大丈夫?」とおどけながら、「今回のライブ、本当に楽しいってメンバーに話したら、みんな同意してくれて」「レーザーや照明もすごいので、それに負けないようにパフォーマンスします。今日は配信もないので、ここにいる人だけの特別な日」と語ります。そして、「今日誕生日の人いる?」と問いかけると、何人かが手を挙げ、会場全体で「お誕生日おめでとう!」と祝福しました。
菅原咲月の煽りでライブに戻り、「Out of the blue」。観客も一緒に可愛らしい手振りをして楽しみます。そのままステージ横いっぱいに広がると、ツインテールの佐藤璃果が「ねえねえ、みんなかわいい?メロメロにしちゃうね」とあざとく煽り、「自分じゃない感じ」へ。今日は伊藤理々杏もツインテール、松尾美佑はすっきりと前肩に流したヘアスタイル、冨里奈央は編み込みアレンジと、全員のヘアアレンジが可愛らしく映えています。
そして、しなやかでキレのあるダンスが光る、佐藤楓センターの「心にもないこと」をパフォーマンスしました。
メンバーが一旦捌け、ソロ企画の説明VTRが流れた後、ソロ歌唱コーナーへ。一人目のナレーションは矢久保美緒。「この曲の会場が一つになる雰囲気が好きです」と紹介され、伊藤理々杏が登場。スコットランド風の左右色違いの靴下を合わせた衣装で「錆びたコンパス」を披露。ダンスもアレンジもなしのはずなのに、がっつり振りを踊りながら、煽りまで入れて会場を盛り上げます。
二人目は佐藤楓のナレーション。「苦しかった時、投げやりになっていた時に、何度も聴いて力にしていた曲」と紹介されると、グラデーションワンピースドレスに身を包んだ岡本姫奈が登場。「夜明けまで強がらなくていい」を感情を込めて歌い上げ、震えるような歌唱に会場も引き込まれます。ソロながらも、大きな盛り上がりを見せました。
続いて松尾美佑のナレーション。「繰り返す突然のお別れ、やさしさに救われる」と語られると、黒見明香が登場。アグネス・チャンのような昭和の往年アイドル風の花柄ワンピースをまとい、一生懸命に歌唱しました。
最後は菅原咲月のナレーション。「いろんな私を見てほしい。強くて芯がある私も」と紹介されると、柴田柚菜が白黒モノトーンの印象的な衣装で「心のモノトーン」を披露。力強く歌い上げ、堂々としたステージを見せました。
白の重みのある衣装でメンバーが登場。矢久保美緒が「ソロ歌唱コーナー、いかがでしたか?」と挨拶し、今日も福袋プレゼントコーナーを行うことを説明。彼女の話し方の抑揚が可愛らしいですね。
「今日はけん玉の予定でしたが、昨日のラケットボールも失敗だったので……」と、急遽ボールキャッチチャレンジに変更。ルールは、ゴムボールを真上に投げ、一回転してキャッチできれば成功。4人成功するごとに福袋1つ、最大3つプレゼントされることになりました。
順番決めの際、上手な人を最初に配置しようという相談が始まり、菅原咲月が「バスケ部2ヶ月だけ!」と本気で嫌がる場面も。
順番が決まり、最初は吉田綾乃クリスティー。成功するも、「衣装がビリッて……」と不安げに点検。続く松尾美佑は、さすが運動オバケ、難なく成功。柴田柚菜は「怖いかも……」と急に怖気づき、なかなかボールを投げられなかったものの、無事キャッチしました。菅原咲月の番になると、会場から「バスケ部!」と声援が飛び、プレッシャーを感じつつも成功。
順番待ちのメンバーには徐々にプレッシャーがかかり、投げ上げやターンのイメトレを始めます。
佐藤楓は少し暴投気味でしたが、うまくキャッチ。伊藤理々杏も成功。続く岡本姫奈は、ポジションにつくとカッコよくターンを決め、「バレエやってたから二回転いけるでしょ」とメンバーにツッコまれながらも、余裕のクリア。黒見明香は回転方向が一瞬わからなくなり危なかったものの、なんとか成功しました。
終盤になり、自信のないメンバーの順番が回ってきます。冨里奈央は「プレッシャーに弱い」と言いながらも、なんとか成功。中村麗乃もクリアしましたが、後半のメンバーは投げ上げが真っ直ぐ上がらず、危なっかしい場面が増えてきます。それでも、矢久保美緒も何とか成功。
次は佐藤璃果。「リハーサルの時のヤバさ、見たよね?」と不安げに言いながら挑戦。しかし、回転が足りず、キャッチと同時に尻餅をつき、そのままボールを抱えたままL字座りの状態で後方に滑ってしまいます。その姿がなんとも可愛らしく、メンバーから「かわいい!」と声が上がるものの、判定はブザーが鳴りNG。
すると、会場から「もう一回!」のコールが沸き起こり、再チャレンジへ。結果は微妙ながらもギリギリ成功と認められ、チケットの半券を使ったくじ引きの結果、3人のフアンにグッズがプレゼントされることになりました。
この頃、席のすぐ後ろの通路では、トロッコの準備に向けてスタッフが慌ただしく動き始めています。
「座ってたら盛り上がれないですよね!」の一言から、「全員かわいいアンダーライブ!」「みんなのいいところ、目に焼き付けろ!」「大きな声で、まだまだ行けるぞアンダーライブ!」とコール&レスポンスでライブモードに戻して、拡声器を手に取り、「狼に口笛を」へ。ラスサビではステージいっぱいにメンバーが広がり、一体感が生まれます。
「みんなの近くに行っちゃいますよ!」の声とともに、アリーナ通路とすぐ後ろのスタンド通路にトロッコが出現。後ろを振り返れば、そこはまるで最前列。「13日の金曜日」では、会場を煽る柴田柚菜のトロッコが目の前を通過。一生懸命タオルを掲げてアピールするも、レスはもらえず……。
続く煽りで「メンバーも楽しい?」と投げかけると、「さっちゃん、何つけてるの?」の声が飛ぶ。すると菅原咲月が顔に貼ったバンドエイドを指し、「バンドエイド剥がすような別れ方」へ。トロッコが目の前を通り過ぎていくたび、メンバーの可愛さに圧倒され、幸福感に包まれます。
ステージに戻ると、巨大なミラーボールがいつの間にか出現。冨里奈央が「今日のライブが、みんなの思い出になりますように!」と語り、「思い出が止まらなくなる」へ。モニターには各メンバーの直筆メッセージが映し出され、菱形ステージの後方階段も活かした華やかなパフォーマンスが繰り広げられます。
メンバーが捌け、VTRがスタート。佐藤楓、岡本姫奈、吉田綾乃クリスティーが登場し、冨里奈央のアンダーセンターとしての葛藤、奮闘、そして成長について語りました。
ステージ後方の壁に巨大な布が垂れ下がり、メンバーは薄紫の衣装にチェンジ。「シンクロニシティ」──名曲ですね。続く「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」では、ステージ奥の段差も活かしながら、立体的なパフォーマンスを展開。そして、菅原咲月センターの「落とし物」へとつなぎます。
ダンストラックから、レーザー光線を浴びながら中村麗乃が輝く「悪い成分」火炎の演出も相まって、熱量が一気に上がります。さらに、水色の照明が幻想的に変化すると、「踏んでしまった」へ、観客が一斉に高速ねじ込みコールを叫び、ボルテージは最高潮。そして、クライマックスの「日常」、やはり、この曲は盛り上がります。
冨里奈央が、「続けて披露しました。次が最後の曲です」と、息を整えぬまま挨拶。「乃木坂の楽曲には、心に響く素敵なものがたくさんある。私も導かれるようにしてここに来ました。一度きりの人生、普通の高校生という選択肢もあったけれど、ここにいて座長を務めることができて、これが私の人生の誇りです。最強のライブをつくって、皆さんの心に残るといい。届きましたか?」
会場全体が感動に包まれる中、最後の一曲へ。大切な曲という、「考えないようにする」で締めくくりました。
アンコールのスタートでは、スタンド席には後方通路に向けてトロッコが準備され、ステージ裏でメンバーがあらかじめ乗り込んだ状態で待機。黒い暗幕でトロッコごと隠したまま袖まで移動し、イントロと同時に暗幕が外されると、メンバーが一斉に立ち上がります。アリーナもライブ黒Tで飛び出したメンバーがトロッコに乗り込みます。
冨里奈央が1メートル先の目の前のトロッコから、「2日目、もっと盛り上がっていくぞー!」と煽り、「太陽ノック」、続けて「風船は生きている」へ。至近距離で見るメンバーは、本当にかわいらしい。
ステージに戻ると、冨里奈央がカメラを手に取り、「帰り道は遠回りしたくなる」のパフォーマンス中に写真をたくさん撮影していました。
菅原咲月が「アンコールありがとうございます!楽しめましたか?」と呼びかけると、冨里奈央は「写真は、どこかで見せられるように現像しておきます」と笑顔を見せます。
矢久保美緒は、「サイリウムカラーが黄色とピンクで、今までは黄色を探すと先輩方のサイリウムも混ざっていたけれど、今日は私の黄色だけだった。見つけやすかったけど、先輩の卒業を実感しました。私も中堅になったので、先輩に教わったことを後輩に伝えていかなければ」としみじみ語ります。すると、周囲のメンバーが何人か涙ぐみ、特に菅原咲月は涙もろく、すぐに泣いてしまいます。
吉田綾乃クリスティーは、「後輩も私たちも、矢久保が頑張る姿を見て励まされるし、頑張ろうと思える」と語り、柴田柚菜は「前回のZeppでは距離が近かったし、今回はアリーナでまた違った景色。どちらもありがたい。楽しいことばかりじゃないけど、スタッフやファンのみんなと一緒にライブを創るのが楽しい」と思いを口にします。
吉田綾乃クリスティーが「柚菜はものすごく根性のある子」と声をかけると、「あります!」と即答。さらに、「後ろから見るとすごくかっこいい」とも言われ、少し照れくさそうな様子を見せます。
そして、冨里奈央が最後の曲を紹介。「乃木坂の詩」で締めくくり、「本日は本当にありがとうございました!一人一人の魅力を感じてもらえましたか?明日最終日、最後まで駆け抜けます!」と力強く宣言し、幕を閉じました。
<セットリスト>
01.それまでの猶予(C.冨里)
02. Hard to say(C.菅原)
03. Wildness World(C.柴田)
04. 制服のマネキン(C.冨里)
05. Out of the blue(C.岡本)
06. 自分じゃない感じ(C.佐藤璃果)
07. 心にもないこと(C.佐藤楓)
08. 錆びたコンパス(伊藤)
09. 夜明けまで強がらなくていい(岡本)
10. やさしさとは(黒見)
11. 心のモノローグ(柴田)
12. 狼に口笛を(C.伊藤)
13. 13日の金曜日
14. バンドエイド剥がすような別れ方(C.菅原)
15. 思い出が止まらなくなる(C.冨里)
16. シンクロニシティ(C.冨里)
17. あの日、僕は咄嗟に嘘をついた(C.柴田)
18. 落とし物(C.菅原)
19. 悪い成分(C.中村)
20. 踏んでしまった(C.松尾)
21. 日常(C.冨里)
22. 考えないようにする(C.冨里)
EN1. 太陽ノック
EN2. 風船は生きている
EN3. 帰り道は遠回りしたくなる(C.冨里)
EN4. 乃木坂の詩(C.冨里)
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まとめ
2日目も初日と同じ構成でしたが、全体的にパワーアップしていました。まさに「伸びしろしかない」ですね。
座長としての冨里奈央の楽しげな雰囲気や、甘え上手なキャラクターがそのままチーム全体の空気感となり、温かく心地よい空間を生み出していました。これまでの冨里奈央は、まさに「雨に濡れた子犬」のようなイメージでしたが、今回のライブではその中に強さがしっかりと見えてきました。今後の成長もますます楽しみです。最終日だけ落選してしまったのは残念ですが、2日間しっかり楽しめました。みたらしゴローでした!
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