「乃木坂46 37thSGアンダーライブ」DAY1 2025年1月28日 @幕張イベントホール

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです!乃木坂46 37thシングル・アンダーライブの初日。仕事を早めに切り上げ、幕張へ向かいます。

昨晩発券したチケットは、アルファベットの先頭で番号も若く、かなりの良席ぽかったので興奮気味。会場に到着し、柴田柚菜のタオルを購入してから入場しました。アリーナのブロックはかなり細かく区切られており、最下手ブロックの2列目。乃木坂46の今年初ライブが、こんな近くで観られるとは幸先がいいですね。それでは、ライブの様子をお届けします。

ライブレポート

開演時間が近づくと、中村麗乃と柴田柚菜による影ナレが流れます。「アンダーライブ初日、一緒に思い出つくろうねー」と、会場の熱気を高めました。

Overtureが鳴り響く中、メンバーが登場。衣装は真っ白なドレスに、黒のエナメルブーツ、そしてウエストには真っ黒なリボン結びのベルト。冨里奈央が涙目になりながら、「37枚目アンダーライブ、いくぞー!」と力強く叫び、ライブが幕を開けます。

1曲目は、今作のアンダー楽曲「それまでの猶予」。中央部が菱形にせり出したステージを存分に使い、メンバーが躍動します。続いて「Hard to say」、さらに「Wildness World」へ。ラスサビ前、一瞬の静寂から柴田柚菜のソロパートが響き、そこに重なる一人コーラスのリフレインが胸を打ちます。そして、「制服のマネキン」で会場の空気が一気に引き締まりました。

「乃木坂46です!」とメンバーが挨拶すると、菅原咲月が「2025年初ライブ、始まりました!」と興奮気味に叫び、座長の冨里奈央へ話を振ります。「緊張してしまってますが、全力で楽しみたいです!みんな、声出してね!」と会場を煽ると、柴田柚菜が「あけましておめでとうございます!メンバー全員、気合い十分で頑張ります!」と続きます。

吉田綾乃クリスティーは「今日のライブで今年の乃木坂が決まる!みんなに質問するので、声出しで答えて!」と呼びかけ、「今日の朝ごはんは?」と問いかけるも、客席からは「◎△$♪×¥●&%#?!」と収拾がつかない回答が飛び交い、会場は失笑。「じゃあ、推しの名前は?」と問い直すと、大きなレスポンスが返り、盛り上がったところでライブへ戻ります。

「Out of the blue」では、メンバーがステージいっぱいに広がりパフォーマンス。「まさかまさかの急展開」の振り付けが可愛すぎて、大好きなポイントです。続いて佐藤璃果が「2025年の私たちも可愛いですか?」と問いかけ、「自分じゃない感じ」をあざとさ全開で披露。さらに5期生楽曲「心にもないこと」へ。意外な選曲が続き、楽しい展開ですね。

ここでVTRが流れ、これまでのアンダーライブで行われてきた企画コーナーを振り返ります。そして、今回の新企画として、毎日4人ずつがソロ歌唱を披露することが発表。ダンスなし、アレンジなしのシンプルな形でのパフォーマンスとなることが明かされ、観客の期待が高まります。

まず、吉田綾乃クリスティーがナレーションを担当。「落ち込む時に歌う歌」と紹介されると、矢久保美緒が白いフリフリの衣装で登場し、「明日がある理由」を歌唱。緊張のあまり汗ばむ顔で、マイクを握り直しながらリズムを取る姿が印象的。歌詞の通り、心情がしっかりと伝わってきます。

続いて、佐藤璃果のナレーション。「歌が大好き。大好きな人が前向きに挑戦できるように」と語られ、青のドレスをまとった佐藤楓が「光合成希望」を披露。…と思ったら、しっかり踊ってしまっている。

3人目のナレーションは柴田柚菜。「自分の考え方が詰まった曲」と紹介されると、紺色のドレスを着た松尾美佑が「~Do my best~じゃ意味はない」を熱唱。迷いや葛藤を抱えながらも、力強く歌い上げました。

最後のナレーションは冨里奈央。「誰かの、乃木坂46の力になれるように」という言葉の後、菅原咲月が「何もできずにそばにいる」を披露。パッと見、志村けんの“変なおじさん”のパジャマのように見えた衣装も、よく見ると綺麗な花柄の薄い青のドレス。歌唱後、口の動きだけで「ありがとうございました」と可愛らしく呟いたのが印象的でした。

白い幾重にも重なるボリュームのある衣装にチェンジしたメンバーがステージに集合し、「ありがとうございました!」と挨拶。矢久保美緒が「日替わりで見られるので、楽しんでください!」と呼びかけると、ここからは「2025年チャレンジコーナー」へ。

今回のチャレンジはラケットリレー。3回のチャンスで成功すれば、福袋をプレゼントというルール。ここで菅原咲月も合流し、ゲームがスタート。

しかし、1回目はあえなく失敗。そこでバドミントン部出身の佐藤楓をトップに配置するなど作戦を練り直すも、2回目も失敗。メンバー同士の間隔を調整し、落ち着いて挑むも、3回目もクリアならず…。

すると、客席から「もう一回!」のコールが起こり、特別に泣きの一回に挑戦。しかし、結果は無念の失敗。それでも冨里奈央が「おねがい♡」と甘えると、1名だけ福袋の抽選が行われることになり、会場は温かい雰囲気に包まれました。

ここで、伊藤理々杏が「曲に戻りますが、座ってたらダメじゃないの?」と煽り、「あけおめ!ことよろ!アンダーライブ!」とコール&レスポンスでさらに会場を盛り上げます。そして、拡声器を使いながら「狼に口笛を」をパフォーマンス。サビや間奏のダンスが可愛らしく、観客も手拍子で応えました。

「今から近くに行っちゃいますよ!」の声とともに、トロッコが登場。メンバーがアリーナとスタンドの通路に繰り出し、「13日の金曜日」を披露。間近で見るメンバーの可愛さに、思わず見惚れてしまいます。アウトロでは柴田柚菜が「メンバーも楽しい!?」と観客を煽ると、トロッコに乗った菅原咲月がモニターにアップで映し出され、顔にはバンドエイド。流れる曲は「バンドエイド剥がすような別れ方」。煽りまくる菅原咲月の「楽しいですか?」の声に、客席のボルテージは最高潮に。ステージに戻ると、そのまま「思い出が止まらなくなる」を披露しました。

メンバーが一旦ステージを捌けると、スクリーンにVTRが映し出されます。内容は、メンバーが冨里奈央について語るもの。「ひとたらし」の一面や、自信なさげな発言とは裏腹に努力家であること、そしてこの短期間での成長ぶりが語られました。

VTRが終わると、ステージ後方には白い巨大な布が垂らされ、薄紫の衣装に着替えたメンバーが登場。「シンクロニシティ」のイントロが流れ、会場全体が合唱に包まれると、なぜか自然と涙が溢れてしまいます。

続いて「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」センターは柴田柚菜。やっぱり、歌が上手い人は魅力的ですね。次の「落とし物」では、菅原咲月が歌い出しで涙ぐんでいたように見えました。どこかで見た光景…。ステージ奥側の菱形部分は2段ほどの階段になっていて、メンバーが整列しながら歌い上げます。

次の曲は、センターポジションに複数のレーザー光線が浴びせられ、ダンスパートへ突入。そして中村麗乃のソロダンスが炸裂し、そのまま「悪い成分」へ。前の席の女性ファンが狂喜乱舞しているのが目に入ります。センターに立つと途端に輝く、その圧倒的な存在感に、ただただ見惚れるばかりでした。

「踏んでしまった」では、松尾美佑がセンターに。センターが本当に似合うし、無理矢理ねじ込まれるようなコールにも乗って、堂々としたパフォーマンスがかっこいい。

そして、一瞬の静寂の後、「日常」が始まり、いよいよクライマックスへ。歌唱後、なかなか拍手が鳴り止まず、その余韻が会場全体を包み込みます。

冨里奈央は、息を整えながら「続けて披露しましたが、楽しかったですか?」と観客に語りかける。そして、「5年間、アンダーライブをたくさん経験してきました。ダンスが苦手で、精一杯ついていくのがやっとだったけど、座長によってライブの色も違っていて、自分がやるのはすごく不安でした。でも、リハーサルが始まるとすごく楽しくて、今日もいっぱいアイコンタクトを取ったり、ちょっかいをかけたりしちゃいました」と笑顔で振り返り「良い初日ができたと思います!」の言葉に、会場から大きな拍手が送られました。

ラストは、「大切な曲」として「考えないようにする」を披露し、本編が終了。

アンコールに応え、メンバーはグッズTシャツと制服スカートに着替えて再登場。トロッコに乗り込み、「皆さん、初日最後ですよー!いくぞー!」と煽ると、「太陽ノック」で会場をさらに盛り上げる。続いて、佐藤璃果が「私たちのこと、目に焼き付けてね!」と呼びかけ、「風船は生きている」へと続きました。

ステージに戻ると、冨里奈央はマイクをカメラに持ち替え、「帰り道は遠回りしたくなる」をパフォーマンスしながら写真を撮りまくる。ステージ上を自由に動き回り、メンバーや観客の姿をカメラに収める姿が印象的でした。

曲が終わると、吉田綾乃クリスティーが「いかがでしたか?」と観客に問いかけなした。すると、岡本姫奈が「帰り道の最後の写真で時が止まる演出、リハーサルでは全然できなかったけど、本番でちゃんと成功しました!」と嬉しそうに報告。そして、「正月に食べすぎちゃって、焼肉を禁止してたんです。でも菅原咲月に10回以上誘われても我慢してた。今日食べてもいいですか?」と問いかけると、吉田綾乃クリスティーが「最終日まで我慢しなさい!」と即答。「じゃあ、最終日後、一緒に焼肉行ってくれる人?」と客席に呼びかけると、観客全員が「行く!」という勢いで盛り上がりました。

続いて、佐藤璃果が「ソロ企画、感動しちゃいました!」と感極まりながら生声で「ありがとう!」と叫ぶ。そして、おみくじが凶だった話をすると、後ろでペンライトを持っていた黒見明香が突然それを破壊。「凶な出来事が…!誰か、貸して!」と叫ぶと、スタッフがすかさず予備を投入し、場内は笑いに包まれました。

そんな和やかな雰囲気の中、「乃木坂の詩」が流れ、メンバー全員で歌い上げ、ライブは感動的なフィナーレを迎えました。

<セットリスト>
01.それまでの猶予(C.冨里)
02. Hard to say(C.菅原)
03. Wildness World(C.柴田)
04. 制服のマネキン(C.冨里)
05. Out of the blue(C.岡本)
06. 自分じゃない感じ(C.佐藤璃果)
07. 心にもないこと(C.佐藤楓)
08. 明日がある理由(矢久保)
09. 光合成希望(佐藤楓)
10. ~Do my best~じゃ意味はない(松尾)
11. 何もできずにそばにいる(菅原)
12. 狼に口笛を(C.伊藤)
13. 13日の金曜日
14. バンドエイド剥がすような別れ方(C.菅原)
15. 思い出が止まらなくなる(C.冨里)
16. シンクロニシティ(C.冨里)
17. あの日、僕は咄嗟に嘘をついた(C.柴田)
18. 落とし物(C.菅原)
19. 悪い成分(C.中村)
20. 踏んでしまった(C.松尾)
21. 日常(C.冨里)
22. 考えないようにする(C.冨里)
EN1. 太陽ノック
EN2. 風船は生きている
EN3. 帰り道は遠回りしたくなる(C.冨里)
EN4. 乃木坂の詩(C.冨里)

まとめ

中期からの乃木坂ファンが歓喜するようなセットリストで、座長の冨里奈央が考えたのだろうなと容易に想像できる構成でした。特に、センターの両脇を固める柴田柚菜と菅原咲月の存在感が際立ち、ライブ全体の流れをしっかりと支えていた印象です。

ボリューム感たっぷりのステージで、大満足の初日でした。そして何より、明日も当選しているので、さらに楽しみですね!みたらしゴローでした。

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